登山中に食べる行動食の1つに
グミがおすすめです。
登山中に食べるために作られた
と言っても過言ではないほど、
利点がたくさんあります。
ただし真夏の暑い時期は
溶けてしまうため、
持っていくのは
おすすめできませんが…笑
登山中の行動食には袋のグミ
- 登山中の気分を上げてくれる
- 携帯性があり、歩きながらでも食べられる
- 糖質が多く、すぐにエネルギーに変わる
- 1袋で色々な味を楽しめる
- グミの食べすぎには注意
- おすすめのグミ
登山の行動食にグミ!

登山中の行動食に
グミがおすすめです。
登山中は
エネルギー切れを起こさないよう
何か食べながら、
エネルギーを補給します。
グミはすぐにエネルギーに変わり、
甘くて食感が良いので、
登山中の気分も上げてくれるので、
登山の行動食にピッタリです。
しかし、猛暑日等の暑い時期は
溶けてしまうため、
注意が必要です。
登山中の気分を上げてくれる理にかなった行動食

「セロトニン」という物質は
脳内で分泌されると、
気分をコントロールし、
精神状態を安定させる働きをします。
砂糖の甘味を感じると、
舌から脳に伝わり、「セロトニン」と、
気分が上がり、集中力が上がる
「エンドルフィン」が分泌されます。
砂糖は摂り過ぎは良くありませんが、
気分が落ち込んでいる時や、
気持ちを落ち着けたい時にも
効果があります。

また「セロトニン」は
良く噛む(咀嚼する)事でも分泌されます。
また、良く噛む事は
能が活性化され、
注意力や集中力も上がります。
グミは噛み応えがあるものが多く、
グミは登山を最大限楽しむために
気分を上げてくれる最強の行動食です。
味は気分を上げる要素の1つなので、
自分が気に入ったグミを
見つけるのも重要です。
携帯性があり、歩きながらでも食べられる

グミは軽量で登山中に持ち運びやすく、
手軽に食べる事ができて便利です。
袋に入っているタイプの場合は
大体がチャックがついており、
携帯性が高く、
すぐに取り出せるようにしておけば、
移動しながらでも食べられるので、
手軽で便利です。

歩きながら食べても、
クッキー等のように
口の中がパサパサして、
喉が渇くという事もありません。
またチャックで止められて、
携帯できるようになっているため、
登山中は他の行動食を
少しずつ食べたくなる事も多いですが、
開けたら全て食べる必要がないため、
食べたい時だけ取り出して、
食べる事もできます。
糖質が多く、すぐエネルギーに変わる

グミには炭水化物が多く、
炭水化物=糖質+食物繊維ですが、
グミはほとんどが糖質なので、
すぐにエネルギーに変わるため、
エネルギー源として効果的です。
長時間の登山中には、
多くのエネルギーを消費するため、
すぐにエネルギーに変わるグミは
疲れがたまりにくく、
エネルギー不足になる事を
防いでくれます。

グミはほぼ糖類なので、
すぐにエネルギーに変わりますが、
血糖値も上昇しやすいです。
しかし、袋のグミの場合は
少しずつ食べてしまっておけるため、
一気に食べる必要が無く、
登山中に少しずつ食べられるため、
身体に負担がかかりにくいです。
しかし、
糖質をエネルギーに変えるには
ビタミンB1が必要です。
行動食は糖質だけでなく、
ビタミンB1やタンパク質、
脂質、ミネラル等をバランス良く、
摂る事が重要です。
1袋のグミで色々な味を楽しめる

登山中に何か食べる事は
楽しみの1つでもあります。
グミは色々な味を楽しむ事ができて、
登山中の気分を上げてくれる
おすすめの行動食です。
袋タイプのグミは少し食べたら、
収納できるのはもちろん、
グミは1袋で、
何種類かの味が含まれているので、
飽きずに食べる事ができます。

さらにグミは食感も良く、
甘くて酸味も効いている物も多いので、
歩きながら甘いものを食べると、
登山中の気分も上がるので、
行動食におすすめです。
グミの食べ過ぎには注意!

私も食欲が無く、登山中に
グミしか食べない事もありましたが、
途中で身体がだるくて、
思ったように動かなくなりました。
グミはエネルギー源としては
優れていますが、
栄養が偏ってしまいます。
糖質をエネルギー変える場合は
ビタミンB1が必要です。
なので、グミばかり食べると、
ビタミンB1が不足し、
エネルギーを作る事ができず、
ビタミンB1が体内から減る事で、
集中力の低下を引き起こす事もあります。
行動食は糖質だけでなく、
ビタミンB1やタンパク質、
脂質、ミネラル等をバランス良く、
摂る事が重要です。
また食べすぎると、
血糖値の急上昇にもつながるため、
グミは1日1袋程度に
留めておく事がおすすめです。
グミは糖質の量がかなり多いです。
WHO(世界保健機関)では
砂糖の量は1日25g程度に抑えるよう
推奨されています。
袋のグミを1袋食べると、
推奨されている1日の砂糖の量と
同等がそれ以上を摂る事になるので、
日常的に食べるのは
おすすめできませんが、
登山で食べる場合は
エネルギーとして消費されるので、
1袋程度であればおすすめです。
私も普段はグミを
食べないようにしており、
楽しみにしている
登山のおやつの1つでもあります。
「完全食」と呼ばれる栄養価の高いグミもあるが…

COMPは厚生労働省が出す
「日本人の食事摂取基準」を基に
必要な栄養素を手軽に取る事ができる
「完全食」を開発する企業があります。
必要栄養素が全て含まれており、
1度の食事を
「完全食」に置き換える事ができます。
ドリンク、パウダー等の
「完全食」がありましたが、
UHA味覚糖との共同開発により、
今までになかった「咀嚼性」を補完した
グミタイプが登場しました。
完全食とは
人間が健康を維持するために
1食で必要な栄養素が
すべて必要量以上含まれる食品です。

身体を作りエネルギー源となる
- タンパク質
- 脂質
- 炭水化物
- ビタミン
- ミネラル
- 食物繊維
の六大栄養素を中心に
1日に必要となる栄養素が
バランス良く含まれています。
しかし、登山でグミを食べる上で、
1番大切な事は
味覚を刺激して、
気分を上げる事だと思っています。
このグミは
味としてはかなりイマイチで、
お世辞にも美味しいとは言えず、
全く気分が上がりません。

他にも市販で売っておらず、
ネットでまとめ買いが必要なので、
手軽に手に入らないのも
デメリットの1つです。
長期間山の中で行動するならば、
持ち運びが楽なので、
簡単に栄養補給ができるので、
サプリメント代わりに使うなら、
良いと思います。

おすすめのグミ

登山中は手が汚れていたり、
グミを手で触って、
ベタベタしてしまう事もあります。
基本的には手で取り出さなくても、
食べられるグミを
選ぶようにしています。
今回はグミの写真を撮るために
手に取り出してはいますが…笑
注意ですが、
猛暑日の気温にさらされていると、
どのグミも形状は変わります。
その中でも
持っていきやすいグミとして、
紹介していきます。
タフグミ

タフグミはカバヤ食品が販売する
高弾力で大粒のグミです。
かなり弾力があり、
他のグミと比較しても
噛み応えは1番あります。
圧倒的な噛み応えからか、
集中したい時に
食べたいグミNo.1だそうです。
コンビニ等で売っています。

1粒が大きく、
グミの中ではトップクラスに固く、
噛み応えがあるので、
歩きながら食べると気分も上がります。


高カロリーで歯ごたえがあるので、
登山の行動食にピッタリです。


種類も色々あるので、
気分や好みに合わせて、
選ぶ事ができます。
グミは真夏だと、
ドロドロになる事もありますが、
他のグミに比べて溶けにくく、
登山の行動食にピッタリです。
フェットチーネグミ

ブルボンから発売されている
フェットチーネグミは歯ごたえが良く、
甘酸っぱいパウダーが
クセになるグミです。
コンビニは100円ショップでも売っており、
手軽に買えるグミです。

「フェットチーネ」とは
イタリアで小さなリボンという意味を持つ
パスタの一種で、
この可愛らしいグミの形状は
確かに良く見ればリボンにも見えます。


パッケージには
アルデンテな弾む噛みごこち!とあり、
平たくて固いグミは
始めは噛むと弾力があり、
噛み応えがありますが、
少しずつ噛みきれていくので、
口の中にずっと残り続ける
嫌な感じがありません。

夏の時期でも
他のグミに比べて溶けにくいので、
登山の行動食におすすめです。
50gで他のグミに比べて
内容量が少なめなので、
登山中にもう1袋欲しくなります笑
ポイフル

ポイフルは明治から販売されており、
平成5年から販売される
ロングセラー商品です。
ポイフルという名前は
「ポイッ」と食べれる「フルーツ」から
来ています。
カラフルな色合いと、
甘酸っぱい味わいは
見た目でも味でも
登山中の気分を上げてくれます。

最初に噛んだ時のカリっとした食感や、
歯にくっつきにくく、
1度食べ始めると、
止まらなくなってしまいます。
カロリーも高く、
エネルギー補給にピッタリです。
1粒ずつでなく、
まとめて数個を
口に入れて食べたい方におすすめです。

フルーツから来ている名前ですが、
フルーツではなく、
炭酸飲料をイメージした
ドリンクミックスという味もあります。
真夏では他のグミに比べ、
グミの外側はカリッとしており、
固さはあるので、
ドロドロになる事は少なかったですが、
外側は結局砂糖なので、
形状は崩れて、
形が変わっている事も多いです。
果汁グミ

果汁グミは明治から販売される
果汁100%で、
果物の本来のおいしさを
楽しめるグミです。
販売は昭和63年から続き、
グミ界でも歴史の長い商品です。
果汁100%で、
着色料等の人工的なものが
使われていない。
カロリーも高めで、
登山にもおすすめです。

ただし少しでも暑いと、
溶けてベトベトになるため、
涼しい時期にしか、
持っていく事ができません。
私は果汁グミは基本、
秋冬にしか食べません。
また、果汁グミには
誰でも安心して自分の噛む力に合った
グミを選べるように
「噛み応え」にも種類があります。
噛み応えがしっかりある
「果汁グミ弾力プラス」
子供でも簡単に噛みきれる
歯切れのよいソフト
「果汁グミやさしい小粒」
と好みに合わせて、
グミの固さも変える事ができます。
明治のサイト内にある
グミの食感の取り組みというページで、
グミの「かみごたえチャート」
なるものがあるので、
グミの固さの目安がわかります。