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月山・湯殿山登山!湯殿山神社駐車場から湯殿山ルートで先に月山登頂後湯殿山神社へ!急登続きの修験道!【出羽三山2日目】【8月下旬】【山形県鶴岡市】【百名山】【花の百名山】【生まれ変わりの旅】

出羽三山の三関三渡の行、
生まれ変わりの旅2日目になります。

1日目は羽黒山登山を登っています。

平日ですが出羽三山は人が多く、
月山も頂上手前で人が多かったです。

修行だからリフト使うなんて…
と湯殿山神社本宮から、往復したら、
急登、急登、急登と
登りで足がパンパンになりました。

月山(1,984m)・湯殿山(1,504m)

  • 山形県中央部に立つ山
  • 月山は日本百名山、花の百名山
  • 湯殿山は残雪期のみ登頂可能で、ご利益は本殿で頂戴する
  • 出羽三山生まれ変わりの旅(三関三渡の行)
  • 羽黒山(現在)→月山(過去)→湯殿山(未来)の順に登る
  • 「語るなかれ」「聞くなかれ」の口外禁止の掟
湯殿山本宮バス停8:40
湯殿山神社本宮8:45
装束場9:30
金姥10:30
姥ヶ岳10:40
金姥10:50
牛首11:16
鍛冶稲荷神社12:08
月山12:37
鍛冶稲荷神社12:55
牛首13:39
金姥14:03
装束場14:43
湯殿山神社本宮15:16
湯殿山本宮バス停15:30
駐車場15:52

ヤマレコの記録にはありませんが、
帰りはバスに乗らず、
歩いて駐車場まで下山しています。

出羽三山 生まれ変わりの旅(三関三渡の行)

出羽三山は山形県の中央にそびえ立つ
羽黒山・月山・湯殿山の総称です。

崇峻天皇の御子(子供)の蜂子皇子が
6世紀後半に羽黒山を開山したとされ、
その後月山も開山。

のちに湯殿山に湯殿山神社を建て、
羽黒修験道として信仰されてきました。

羽黒修験道は
三関三渡の行(さんかんさんどのぎょう)
とも呼ばれており、

  • 羽黒山は
    現世の幸せを祈る山(現在)
  • 月山は
    死後の安楽と往生を祈る山(過去)
  • 湯殿山は
    生まれ変わりを祈る山(未来)

と見立てて登山を行う事で、
我々が今生きている現世でも
新たな魂として生まれ変わる事ができる
「生まれ変わりの旅」として、
江戸時代には庶民の間で広がりました。

三関三渡の行では出羽三山を
羽黒山(現在)→月山(過去)→湯殿山(未来)
の順に回っていきます。

過去から未来へと考えるのが
普通だと思いますが、
三関三渡の行は生まれ変わりのなので、

現世の自分が1度死して、過去となり、
未来に生まれ変わる
という考え方なので、
このような順番になっています。

月山・湯殿山

月山は過去を表し、
死後の安楽と往生を祈る山
とされています。

標高は1,984 mで、
高く秀麗な姿で、昔から信仰を集め、
「祖霊が鎮まる山」 、
=「過去の世を表す山
と言われています。

美しい高山植物が咲き、
花の百名山としても知られ、
道中は神秘的で、
まるで極楽浄土のような光景だと
言われています。

月山では兎を月山の神の使い、
月の精であるとも言われており、
悪運から逃れる力がある
と伝えられています。

そのため卯年は月山にとって、
御利益がある年とされています。

卯年の月山登山は
月山12年分のご利益を
1度で得る事が出来る貴重な年です。
もう行くしかありません笑

湯殿山は未来を表し、
生まれ変わりを祈る山
とされています。

全てのものを生み出す山の神
「大山祇命」が
祭神として祀られる湯殿山は、
未来の世を表す山」といわれています。
山中で修行を行う山伏が、
生まれかわりを果たす聖地でもあります。

湯殿山の山頂までは
登山道はありませんので、
残雪時以外は登ることが出来ません。

ご利益は
湯殿山本宮にて頂戴する事になります。

湯殿山神社は
「語るなかれ」「聞くなかれ」と言われ、
ここで見たり聞いたりした事について、
口外は禁止です。

そして、湯殿山本宮は撮影禁止
誰にも口外してはいけない、
靴を脱ぎ裸足で参拝する
神秘的な場所です。

あの松尾芭蕉も

語られぬ 湯殿にぬらす 袂かな

と出羽三山での体験は
素晴らしかったが、
下山後にその素晴らしい体験を
誰にも伝える事ができない事を
涙してしまう
という句を残しているほどです。

湯殿山自体は登山道が無く、
積雪時にしか登る事ができません。

前日の羽黒山から引き続き
出羽三山生まれ変わりの旅登山を
行っていきます。

出羽三山生まれ変わりの旅は
羽黒山→月山→湯殿山ですが、
1日で月山と湯殿山を登り、
そのまま帰宅予定だったため、

今回は湯殿山コースで、
湯殿山神社側から登り、
一旦湯殿山をスルーします。

先に月山神社登頂、お参り後、
再び湯殿山神社へ戻り、お参り。
という流れになっています。

このルート登りがかなりキツく、
正直あまりおすすめしませんが、
登山に慣れており、
車で来て、1日で月山、湯殿山を
一気にクリアしたい方には
おすすめです。

登りは途中姥ヶ岳を経由しています。

前日の羽黒山から向かう際、
周辺にはあまり良い宿は無いですが、
近くに無料キャンプ場があるので、
こちらの利用もおすすめです。

湯殿山神社駐車場~湯殿山神社本宮入口

湯殿山神社駐車場へ向かうため、
8時過ぎに
湯殿山有料道路入口到着。

この日は普通の平日なのですが、
すでに車が7台並んでいました。

8時15分営業開始で、
8時15分きっちりに開くので、
それまで待たないといけません。

8時15分になり、
往復券を購入。

湯殿山神社駐車場へ向かいます。

湯殿山神社駐車場到着!
仙人沢駐車場とも言います。

大きな鳥居が迫力ありますね。

料金所から5分ちょっとかかります。

この駐車場から、
登山口の湯殿山神社本宮まで、
歩いて20分前後かかるので、
バスで向かう事にしました。

しかし、8時15分に入場、
8時20分過ぎに駐車場到着、
そしてバスの出発は8時30分で、
バスは30分ごとしかありません。

湯殿山神社駐車場に着く前に
登山の準備は
全て済ませておきましょう。

この建物内で
バスの乗車券を購入できます。

急いで乗車券購入し、
バスに乗ろうとすると…

登山客の方は
湯殿山休息所前に停めずに
奥の駐車場に
停めるようにと言われました。

料金所から向かってきて、
一番手前の駐車場です。

先に言っておいてくれ…
時間ギリギリなんですけど…

まあバスの運転手に言ったら、
車停めなおしてくるまで、
待っててもらえました。

助かった…

湯殿山休憩所から見ると、
奥に車が停まっている所ですね。

この情報は書いておいて欲しいですね…

なにはともあれ、バスに乗車し、
湯殿山神社本宮へ向かいます。

湯殿山神社本宮入口到着!

ここまでは歩くと
20分~30分かかるので、
月山まで向かう事を考えると、
バスで向かった方が良いです。

トイレもあります。

準備を整え、登山開始です。

湯殿山神社本宮入口~姥ヶ岳

湯殿山本殿では
先ほども言いましたが、
語られぬ 湯殿にぬらす 袂かな
と松尾芭蕉も
ここでの素晴らしい体験を
誰にも話すことができず、
涙したと詠むに留めています。

それほどここで起こった出来事を
口外する事は禁止されています。

知る事ができるのは
実際に体験をした者のみです。

しかしながら、
今回は三関三渡の行、
出羽三山生まれ変わりの旅を
全うします。

そのため、
羽黒山(現在)→月山(過去)→湯殿山(未来)
の順に参拝する必要があります。

なので湯殿山神社本殿は飛ばし、
先に月山登頂、参拝後、
再びこの湯殿山神社へ戻ります。

撮影禁止区間を抜けると、
とにかく急登が続きます。

晴れてきたので、
景色は綺麗なのですが、
日当たりが良すぎて、
思ったより暑さを感じます。

急登の連続と、
日当たりが良すぎるために
汗が止まりません。

しっかり塩分などのミネラルと、
水分を補給しましょう。

標高がまだ低い間は虫も多いので、
虫よけスプレーも
あった方が良いです。

エゾアジサイです。

8月下旬は高山植物の咲く時期も
終わりを迎えている頃ですが、
この辺りは高山植物が多く咲きます。

月山は7月中旬ごろに
多くの高山植物がみられるので、
登山客も多く訪れます。

登山道の急登が終わった…
と思うのも束の間。

さらなる急登が待ち構えており、
そこにはハシゴが掛けられています。

修験道なので、
こういった道が多いです。

このハシゴ4回ほど続きますが、
グラついている箇所があったり、
登りにくい部分もあり、
慎重に進んでいきます。

急登を登りきると、
開けた場所に出ます。

装束場到着!
避難小屋跡です。

日当たりが良く暑すぎるので、
水分だけ取りすぐに進みます。

ここまでで、
湯殿山神社本宮入口から
距離としては約1キロなのですが、
標高は約300m上がるので、
すでに足に疲労が溜まっていました。

景色が良くて気持ちが良いですが、
日差しがとにかく暑いです。

姥ヶ岳の分岐、金姥までは
少し登りがなだらかになりますが、
あくまで
湯殿山本宮を過ぎた所と、
月山手前と比較してになります。

私も景色を楽しむ余裕が
ありました。

多少息が上がりますが、
先ほどの急登に比べれば、
圧倒的にマシですね。

ミヤマウツボクサ

ミヤマダイモンジソウ
ミヤマの名の付く高山植物が
お出迎えしてくれました。

綺麗な稜線が見えると、
見えてきますね。

金姥到着!

湯殿山、姥ヶ岳、月山の
分岐点になります。

荷物が重くて、
足も疲労がきていました。

姥ヶ岳は荷物を置いて
見に行って来ようと思います。

荷物を置いた瞬間、
思いっきり足を攣り、
動けなくなりました。

仕方がないので、
久々にこれに頼ります。

気休めにいつも携帯してますが、
これ飲んでストレッチすれば、
治るので効き目はあるんですよね。

休んだら姥ヶ岳に向かいます。

天気も良くて、
木道歩きが気持ちが良いですね。

稜線の景色たまらん…

エゾオヤマリンドウです。

花がもう閉じてしまっていますが、
可愛い花ですね。

そして姥ヶ岳到着!

少し早歩きで姥ヶ岳まで来たので、
10分ほどで着いてしまいました。

姥ヶ岳は高山植物も多く、
紅葉時期には綺麗な赤に染まりますが、
今時期は特に何もない場所ですね。

姥ヶ岳~月山

姥ヶ岳から金姥の分岐へ戻ります。

ここからの稜線美しい…

いい景色ですねぇ…

下りながら、
写真を撮り続けていました笑

金姥に戻ってきました。
荷物を回収し、
いざ月山へ向かいます。

ここで知り合った登山客の方と
仲良くなり、一緒に行動する事に
話し相手がいる登山は楽しいですね。

しかし聞いていると、
登山客のほとんどが
姥沢口からリフトに乗って、
登ってきているようですね。

月山登山(姥沢口リフト利用)

しかし雲が出てきて、
いかにも天気が悪くなりそうな
予感がします。

牛首到着!

名前怖いですね…
しかし看板の名称は文字が消えて、
十首になっています。

なんか可愛いですね笑

月山は山の形が
牛が伏せているように見え、
ちょうどこの辺りが
牛の首にあたるので、
牛首という名前が付いているそうです。

牛首からは登りが急になってきます。

もうこの辺りで私は息切れしていました。

後ろを振り返ると
綺麗な景色が拝めます。

月山に近づくにつれ、
どんどん急登になってきます。

このピンクの花が白山の名を持つ
ハクサンフウロ

白いたくさんあるのはヤマハハコです。

母親が子供を包むように見える
ハハコグサに似ている
高山植物なので、
このような名前がついています。

2つ一緒になってて、
珍しい咲き方をしています。

急登が続き、
天気まで悪くなってきました。

鍛冶稲荷神社です。

鎌倉から室町にかけて活躍した
刀工集団「月山鍛治」。

その月山鍛冶の祖である
鬼王丸が鍛冶屋敷に参籠し、
祈念すると稲荷神が顕現され、
鍛刀の極意を伝授されたという
言い伝えがあります。

月山鍛冶の守護神である
稲荷神が祀られています。

汗の量が多いので、
塩分、ミネラルが欠かせません。

梶稲荷神社から、
ラストスパートです。

最後の急登です。
もう足がパンパンで、
思うように動きません笑

ハクサンイチゲ

登りがようやく終わりました…

景色さえ良ければ、
ここから色々な山が見えます。

月山頂上が見えてきました。

月山頂上にて

月山の頂上、
月山神社本宮の手前は
月山頂上小屋で、
宿泊もやっています。

ちょっと中に入ってみたのですが…

一応ここで飲み物買えるかなと
スタッフの方に声をかけましたが、
無視されてしまいました…

目が合っているのに
ここで飲み物が買えますか?
と2,3度聞いても無言で、
なんか怖くなって、
大丈夫ですと言って出てきました。

もしかしてあのスタッフの人は
他の人には見えていない?
と思い普通に怖かったのと、

これは生まれ変わりの旅
修行の一環だから、
頼ってはならないという
お告げだったかもしれないと、
ポジティブ変換しました笑

案の定途中で水が無くなり、
沢で水を汲みましたが…笑

一応他の登山客の人に聞いたら、
飲み物は高いけど買えるそうです。

トイレもあります。

怖い体験をしたので、
トイレにも寄っておきましょう笑

こちらが月山神社本宮です。

月山頂上になります。

ここからは撮影禁止です。
中でお参りを済ませ、
頂上で少し休憩を取り、
下山開始です。

月山~湯殿山神社本宮

月山での参拝が終わったら、
最後は湯殿山神社です。

サクサク下って、
湯殿山神社本宮を目指します。

もう雨が降りそうですが、
神秘的な景色です。

下りも急なので、
足にきますね。

と言ってたら、
やはり雨が降ってきました。

思ったより雨が強いので、
レインウェアを着ます。

牛首に戻ってきました。
雨も降っており、
急ぎ足で進んでいると…

間違って姥沢口の方に
下っていました。

すぐに気が付いたので、
牛首まで戻ります。

とりあえずグミでも食べて、
落ち着きます。

あわてるな、まだ時間はある。
多分…

牛首からは下るのではなく、
稜線を進むんでしたね…

少し雨が落ち着き、
また晴れてきました。

湯殿山も見えています。

下るときは景色も良くて、
気持ちが良いですね。

途中の沢です。

水があと500mlほどしかなく、
念のためここで水を
汲んでいきます。

安全に飲めるかはわかりませんが、
冷たくて美味しいです。

行きでは出会わなかった登山客。

帰りは4組のパーティに出会いました。

どうやら月山8合目から登り、

下でタクシーを予約している方と
湯殿山参籠所で宿泊して、
次の日に帰る方がいるようです。

装束場に戻ってきました。

さぁここからですね…

このハシゴが急なんですよねぇ。

雨で滑りやすくなり、
グラついている場所もあるので、
注意して下ります。

そしてこの急な下りを
駆け下りていきます。

下っていると…

雨が降ってきました。
しかもかなり強く、
雷まで鳴っていました。

土砂降りの中を急いで進み、
この先の湯殿山神社本宮で、
お参りをしました。

湯殿山神社本宮は前述のとおり、
口外禁止、撮影禁止のため、
湯殿山神社本宮入口まで、
飛ばします。

湯殿山神社本宮~湯殿山神社駐車場

ということで、
湯殿山神社本宮入口に下山完了です。

バスの時間にも余裕で間に合い、
バスに乗って戻る予定でしたが…

なぜか湯殿山神社入口から
歩いて下っています。

なぜかというと、
湯殿山神社本殿入口に着いた後、
他の登山客の方と喋っていましたが、

その人たちが
湯殿山神社本殿入口に
忘れ物をしていったので、
私が急いで届けに行ったら、
バスに乗り損ねてしまいました笑

しょうがないので、
歩いて駐車場に向かいます笑


ここのシャトルバスは
この狭い橋を通るんですよね。

幅結構ギリギリでしたね笑

湯殿山神社本宮入口から、
歩いて20分弱。

駐車場に戻ってきました。

今度こそ下山完了です。

一緒に降りて来た登山客の方は
月山8合目から登り、
湯殿山神社駐車場内にある
宿に泊まって帰るみたいです。

湯殿山参籠所
湯殿山駐車場内にある宿で、
電話予約のみのようですね。

帰りにてぬぐいを買いました。

出羽三山回った記念に
出羽三山で松尾芭蕉が詠んだ
俳句が書かれたてぬぐいです。

ここに来た事が一番わかる
てぬぐいだったので、
記念に買いました。

温泉はかたくり温泉 ぼんぼ

日本海側、
北陸方面に帰宅する場合は
鶴岡市方面へ向かうので、
途中のかたくり温泉 ぼんぼ
おすすめです。

湯殿山休息所のスタッフの方に
北陸に帰る方面で
おすすめの温泉を
教えてもらいましたが…

施設は古そうでしたが、
疲れの取れる良い温泉でした。

浴室は1つしかなかったですが、
値段も安くて良かったです。

どうやら赤字で閉業になったりして、
現在は期間限定でやってたみたいです。

行く前にやっているかどうか
確認しておいた方が良さそうです。

かたくり温泉 ぼんぼ 8月11日から営業を再開します

そしてそのまますぐに帰りました。

身体は疲れていたものの、
眠気はなかったので、
休憩しつつ帰りました。

家に着いたのは0時過ぎ

手前の富山県のSAで、
急に眠気がきましたが、
もう少しなので耐えて、
なんとか帰宅しました。

平日の混まない日に
無理矢理2日間で出羽三山を
回ってきましたが、

東北はもっと余裕を持って、
行った方が良かったですね…

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