千畳敷~木曽駒ヶ岳紅葉登山!迫力満点のお手軽人気スポット登山!【10月上旬】【中央アルプス】【長野県駒ヶ根市】【百名山】【花の百名山】
今年は紅葉が微妙との事でしたが、
休日だと混雑する人気の山で、
平日に行けそうだったので、
千畳敷~木曽駒ヶ岳へ行ってきました!
千畳敷駅 | 7:58 |
登山口(八丁坂) | 8:08 |
乗越浄土 | 8:31 |
宝剣山荘 | 8:35 |
中岳 | 9:00 |
木曽駒ヶ岳 | 9:24 |
中岳 | 9:55 |
宝剣山荘 | 10:04 |
乗越浄土 | 10:08 |
伊那前岳 | 10:40 |
乗越浄土 | 11:02 |
登山口(八丁坂) | 11:28 |
千畳敷駅 | 11:48 |
千畳敷・木曽駒ヶ岳
千畳敷カールは標高2,612mにあり、
迫力のある四季折々の景色を見せる
中央アルプスの人気スポットです。
バスとロープウェイで行けるため、
お手軽に訪れる事ができます。
カールとは氷河地形と言われる
氷河が侵食してできた
このU字型の谷の事で、
カールは日本語だと圏谷と言います。
この千畳敷カールは
千枚の畳がひけるほどの広さがある事から
この名前が付けられています。
日常では見られる事のない
迫力のある美しいが景色が見られ、
四季に応じてその景色が変わるので、
年中人が多く訪れます。
また千畳敷駅は
標高が2,611.5mとされていますが、
実際はおよそ2,644mに位置しており、
日本一標高の高い駅となっています。
木曽駒ヶ岳は中央アルプス最高峰で、
春ごろに山腹にみられる雪形が
馬(駒)の形に似ている事から、
駒ヶ岳と呼ばれています。
山岳宗教の山として天文元年(1532年)に
徳原春安が木曽駒ヶ岳山頂に
駒ヶ岳神社を建てたと伝えられています。
山頂からは乗鞍岳や御嶽山、
北アルプスから、
遠くまで見渡せば南アルプスまで、
様々な山を一望できます。
伊那前岳は稜線の景色が美しく、
乗越浄土から20分ちょっとでいけるので、
時間があれば、
寄り道するのもおすすめです。
今年は残念ながら、
秋に入っても暑い時期が続き、
涼しくなったと思えば、
千畳敷に雪が積もったため、
紅葉のピークを迎える事がなく、
見ごろを終えてしまいました。
しかし、紅葉のピークでなくとも、
秋にしかみられない
迫力満点の景色を見る事ができ、
天気にも恵まれ、
気持ちの良い登山を楽しめました。
今回は平日に行きましたが、
紅葉の時期は平日でも混雑し、
普段登山をしない方も多く、
マナーを守らない人も多かったです。
混んでいる場所での割込みや、
お菓子のごみを
平気で落としていく人もいて、
気分も良くありませんでしたが、
岩場も多く危ない箇所もあるので、
譲り合いの精神で登山を楽しみましょう。
菅の台バスセンター (有料駐車場)
菅の台バスセンター駐車場到着!
駐車場は約300台停める事ができ、
駐車場は有料です。
駒ヶ根ICから車で3,4分ほどで、
高速のインターからも近く、
アクセスしやすい場所にあります。
駐車場内にはトイレもあります。
バスとロープウェイの切符売り場です。
料金は時期や平日休日等で変わります。
公式HPの運賃・時刻表の検索で
日付と移動手段を選択するだけで、
料金を調べる事ができるので、
行く前に確認しておきましょう。
バスの乗車券と、ロープウェイの
往復券を購入。
往復券を購入してから
バスに乗るまで2分しかなかったので、
写真を撮る前に
1枚乗車券を使ってしまいましたが、
菅の台バスセンターの乗車券は
2枚あります。
私が乗車券を購入した時には
バスの時刻を過ぎていましたが、
乗客が多く、
臨時でバスが出ていたおかげで、
バスに乗る事ができました。
バスは30分ごとで、乗り遅れると、
30分待たないといけないため、
助かりました。
運賃・時刻表の検索で
時間と値段を調べられるので、
行く前に確認しておきましょう。
菅の台バスセンター~しらび平駅~千畳敷駅
バスに乗る事約30分。
しらび平駅到着!
しらび平駅からは
ロープウェイに乗り継いで、
千畳敷へ向かいます。
しらび平駅の施設内は
地元食材を使ったお土産や、
お酒、ライチョウグッズ等が
販売されています。
トイレもありますが、
バスからロープウェイの
乗り継ぎがあるため、
トイレはバスに乗る前か、
ロープウェイで移動後で
済ませた方が良いでしょう。
平日にもかかわらず、
ロープウェイ乗り場も混んでいます。
こちらも臨時で追加で運行され、
臨時のロープウェイが来るのを待ちます。
ロープウェイに乗りますよ。
ロープウェイからの景色です。
今回は千畳敷の紅葉は微妙だったので、
ロープウェイからの景色の方が
綺麗に紅葉していたかもしれません。
あと高所恐怖症の私は
ロープウェイ移動は
かなり怖かったです笑
千畳敷駅到着!
千畳敷駅は
標高が2,611.5mとされていますが、
実際はおよそ2,644mに位置しており、
日本一標高の高い駅となっています。
ロープウェイを降りて進むと、
すぐに登山ポストがあるので、
登山届を提出しましょう。
記入用紙もあります。
ホテル千畳敷も
日本一高い所に位置するホテルで、
「日本で一番空に近いホテル」
とも言われます。
日中の綺麗な青空は「千畳敷ブルー」
夜は満天の星空を見る事ができます。
千畳敷駅内はお土産ショップがあり、
オリジナルのグッズや
ここでしか買えないお菓子も
数多く販売されています。
少し見て回ったら、
早速登山へ行きましょう。
まずはトイレによって、
準備を整え、登山開始です。
千畳敷~宝剣山荘
千畳敷駅を出た途端この景色ですよ。
美しい千畳敷カールが広がります。
千畳敷カールですが、
カールとは氷河地形と言われる
氷河が侵食してできた
U字型の谷の事です。
この千畳敷カールは
千枚の畳がひけるほどの広さがある事から
この名前が付けられています。
千畳敷駅から左に進み、
登りは神社側から進みます。
剣ヶ池方面は
千畳敷駅から右にいくと、
遊歩道があるのでそこから行けます。
朝一は天気が良くても、
午後に差し掛かれば、
ガスって眺望が悪くなる事が多いので、
先に剣ヶ池の写真スポットへ
行ってしまった方が良いかもしれません。
千畳敷左側から神社を通って、
木曽駒ヶ岳を目指して進みます。
ナナカマドは赤い実になっています。
葉は落ち、
紅葉は終わってしまいましたね…
今年は猛暑と降雪が早かったのもあり、
紅葉のピークを迎える事無く、
見ごろは過ぎていました。
それでもこの迫力のある景色を
見る事ができます。
紅葉は見ごろを過ぎていましたが、
充分紅葉登山を楽しめました。
平日でも登山客は多く、
長い列ができています。
千畳敷駅をスタートして10分弱。
登山口に到着です。
登山口の八丁坂到着!
富士山の胸突き八丁が
名前の由来と言われています。
乗越浄土まで、
標高約200mを一気に登る急登です。
つづら折りになっているので
くねくねと進んでいきます。
八丁坂から乗越浄土までは
急登が続きます。
登りはキツいですが、
迫力満点の正面に広がる景色に
飽きる事無く、
楽しんで登る事ができました。
心拍数が上がり過ぎないように
ゆっくり一定のペースで進みます。
階段が見えてくればもう少しです。
しかし、平日でもこの行列。
休日はどれほど混むのだろう…
渋滞を待ちつつ、
ゆっくり登って行きます。そして…
乗越浄土到着!
まずは中岳・駒ヶ岳方面へ向かいます。
乗越浄土~宝剣山荘
乗越浄土から歩いて4,5分の所に
宝剣山荘があるので、
まずはそこへ行きます。
乗越浄土から見えているので、
すぐに着きます。
宝剣山荘到着!
宝剣山荘グッズが
いっぱい販売されています。
飲み物も販売されていますが、
水不足の影響からか、
水のペットボトルが多いですね。
食堂メニューも豊富で、
ビーフシチューやカレー、
もつ煮やソフトクリームまで、
様々なメニューが用意されています。
食堂は10時~13時。
帰りに寄ったら食事している方が
多く見られました。
食堂スペースです。
トイレはチップ制で、
山荘にしては綺麗で清潔にされています。
宝剣山荘の前で少し休みます。
途中、団体登山客が騒ぎながら、
走って登り、
10分くらいで疲れて休憩を繰り返すので、
抜いたり抜かされたりでペース乱されて、
しんどかったですね…笑
まあこの景色見たら、
気分が上がるのはわかりますけどね笑
とりあえずグミでも食べて、
息を整えたら出発です。
宝剣山荘~木曽駒ヶ岳
休憩を終え、中岳・駒ヶ岳方面へ。
いつか宝剣岳も行ってみたいですね。
ここまでくれば、
木曽駒ヶ岳まではもう少し。
天気も良くて気持ちが良いですね。
景色を満喫しつつ、進みます。
そして見えてきました。
中岳到着!
木曽駒ヶ岳の名前の由来でもある
雪解けの時期に駒(馬)の形に
雪形が現れる場所です。
岩に登っている人いますね。
岩の上から見渡せます。
高い所がダメなので、
途中まで行って断念…笑
中岳からは一旦下ります。
下りの所も渋滞してました。
下り切れば、
あとは真っすぐ登るだけです。
最後の登りは息が上がりますが、
距離はそこまでありません。
すぐに見えてきました。
木曽駒ヶ岳到着です!
木曽駒ヶ岳
到着後すぐに看板を持って、
写真を撮ってもらいます。
木曽駒ヶ嶽神社です。
反対の伊那方面側には
伊那駒ヶ嶽神社があります。
木曽駒ヶ岳の下には
木曽小屋が見えています。
夏場は小屋周りに
高山植物もたくさん咲き、
訪れる人も増えるそうです。
木曽小屋から木曽駒ヶ岳までは5分。
ここに泊まり、
ご来光登山も良さそうです。
頂上からは景色を一望できます。
これは乗鞍岳ですね。
さすが中央アルプスなので、
360度の景色を見渡せば、
色々な山を眺める事ができます。
富士山は写真では確認できないレベルで
うっすらとでしたが…笑
木曽駒ヶ岳~乗越浄土~伊那前岳
木曽駒ヶ岳を満喫したら、
乗越浄土まで戻ります。
まずは一旦下り…
そして中岳まで登ります。
中岳に戻ってきました。
帰りは人が増えてきましたね。
混雑している場所で、
狭い道で対向者とすれ違うのに
待っていると、
途中登山YouTuber名乗る人が
無理矢理間に割り込んで
抜いていくのを見て、
流石にマナー悪いなと思いましたね。
この辺は岩場で足元も悪く、
道も狭い所があるので、
譲り合って進んでもらいたいです。
もし見つけたら低評価つけなきゃ笑
そして乗越浄土に戻ってきました。
ここから見える
伊那前岳を目指します。
この稜線美しすぎ…
歩く事約20分見えてきました。
伊那前岳到着!
伊那前岳からの景色は良いですねぇ。
稜線歩きも楽しいですし、
乗越浄土からは
20分ちょっとでこれるので、
時間があればせっかくなので、
立ち寄る事をおすすめします。
山肌がまだ赤い。
紅葉はまだ完全に終わってないですね。
伊那前岳~千畳敷駅
帰りの稜線も最高…
サクサク戻っていきます。
乗越浄土に帰還!
お腹が空いたので、カップ麺と、
おにぎりを美味しく頂きました。
ここから千畳敷駅の方へ
下って行きます。
11時過ぎると急にガスり始めます。
真っ白ですね。
下りも急なので、
ゆっくりと降りていきます。
後ろを振り返れば、
まだまだ大迫力の景色が見られます。
八丁坂に戻ってきました。
そして剣ヶ池のある
千畳敷カールの写真スポットへ!
ここがU字型に切り取られたカールが
綺麗に見える千畳敷の写真スポットです。
少し雲がかかっていますね。
先にこっちから回っておけば良かった…。
それでもこの迫力ある場所で、
写真を撮れたので、満足です。
剣ヶ池の水は枯れていますね…
近年の山小屋の水不足問題といい、
水資源が減っているのは
なんだか怖いですね…
急にお腹が空いたので、
魚肉ソーセージでタンパク質補給します。
写真スポットから少し歩けば、
千畳敷駅到着です。
千畳敷駅に着くと、
ロープウェイ出発まですぐだったので、
急いで列に並びました。
ロープウェイで、
しらび平駅に戻ってきました。そして…
菅の台バスセンター駐車場に
戻ってきました。
移動もそこまで大変ではなく、
登山自体も急登はあるものの、
キツくはないので、
登山装備さえしっかり準備すれば、
初心者でも登りやすい山でした。
ちなみに下山後ガーミン先生で記録した
データを見てみると…
甲斐駒ヶ岳…?
えっと、違いますけど?
ガーミン先生、どうして…?
駒ヶ根市といえば温泉は早太郎温泉郷!
駒ヶ根市は早太郎温泉郷と呼ばれ、
温泉街としても有名です。
菅の台バスセンター駐車場付近にも
車で4,5分程度で、
温泉がいくつかあります。
下山後すぐに温泉に行きたい場合は
こまくさの湯や、
駒ケ根高原リゾートリンクスがあります。
中央アルプスが近いので、
露天風呂の景色も良い温泉ばかりです。
今回は露天こぶしの湯へ行きました。
ここの温泉気持ち良かったですね。
施設内も清潔でおすすめです。
帰りには猿がいました。
帰りにこの猿に追いかけられて、
怖かったです…笑
早太郎伝説でおなじみの光前寺
光前寺で生まれた早太郎という犬が
遠州府中(現在の静岡県磐田市)で、
祭りの日に白羽の矢が立てられた家の娘を
生贄として要求する神に悩んでいたが、
早太郎が神様ではなく
化け物(巨大なヒヒ)である事を見破り、
退治した言い伝えがあります。
参道の石垣の石の隙間を覗くと、
日光を反射して光苔が見られます。
光苔の時期は5月~10月なので、
ギリギリ見られると思います。
延命水呼ばれる水や