敦賀三山2日目です。
1日目は野坂岳を登ってきましたが、
2日目は
蠑螺ヶ岳・西方ヶ岳登山に行きました!
1日中晴れていましたが、
この日から2日間、
真夏日程度の気温で、
汗だくの登山となりました。
あの北陸のハワイと呼ばれる
水島の澄んだブルーの景色を
見に行ったのですが…
蠑螺ヶ岳(686m)
西方ヶ岳(761m)
- 敦賀三山登山2日目
- 常宮神社側に車を停め、バスで浦底へ
- 浦底登山口から常宮神社へ
- 北陸のハワイ水島を含む澄んだブルーの景色が見られるが…
- 初夏はベニドウダンツツジが綺麗に咲く季節
- 敦賀市内観光
- 次の日岩籠山登山のため近くのビジネスホテルで1泊
浦底バス停 | 7:33 |
浦底登山口 | 7:39 |
一枚岩展望所 | 9:27 |
蠑螺ヶ岳 | 9:40 |
カモシカ台分岐 | 10:10 |
かもしか台 | 10:17 |
カモシカ台分岐 | 10:25 |
西方ヶ岳 | 10:42 |
オウム岩 | 11:24 |
奥の院展望所 | 12:10 |
常宮神社 | 12:25 |
前日の登山の記事は下記になります。
1日目:野坂岳等々
前日に民宿で1泊
前日は浦底の民宿で1泊しています。
この民宿からだと、
西方ヶ岳の登山口である
常宮も浦底も車で10分かからないので、
便利です。
蠑螺ヶ岳・西方ヶ岳
蠑螺ヶ岳・西方ヶ岳は
福井県敦賀市にある山です。
敦賀半島の真ん中にあり、
展望の良いスポットが多く、
山の上から、敦賀湾を通して、
北陸のハワイとも呼ばれる水島や、
白山まで望む事ができます。
巨大な花崗岩も多く見られる山です。
数を多くの植物も自生しており、
初夏の今回はベニドウダンツツジも
たくさん咲いていました。
今回は常宮に車を停め、
バスで常宮から浦底へ移動。
浦底登山口から、
蠑螺ヶ岳と西方ヶ岳を登頂し、
常宮神社に降りてくる予定です。
また西方ヶ岳は
野坂岳、岩籠山と合わせて、
敦賀三山とも呼ばれています。
常宮神社側の駐車スペースと常宮神社
6:30に到着。
常宮神社の横、
県道脇の空きスペースに駐車しました。
停められる場所は2か所あり、
7、8台くらいは停められます。
常宮神社は日本三大鳥居があり、
福井県敦賀市内の観光地でも有名な
氣比神宮の奥宮になります。
朝鮮出兵時に
豊臣秀吉の家臣で、
越前敦賀城主の大谷吉継の活躍から、
朝鮮から持ち帰った戦利品で、
現在は国宝に指定されているる朝鮮鐘が
常宮神社に奉納されました。
鳥居をくぐると駐車場がありますが、
参拝者のためのものなので、
登山目的の場合の駐車は不可です。
バスの時間は7:20なので、
参拝していく事に。
一応神社脇に
停めさせていただいているので、
お賽銭を入れて
お参りさせて頂きました。
朝鮮鐘が奉納されている所です。
常宮神社鳥居の前には
公衆トイレの案内があります。
しかしこの公衆トイレは
小学校敷地内にあります。
公衆トイレなので、
使っても問題ないと思われます。
少し時間があるので、
海を見ながら、
バスが来るのを待っていました。
常宮バス停~浦底バス停~浦底登山口
銀河鉄道999ですね。
作者松本零士デザインのパス看板は
敦賀市内に多いです。
バスは1日3本。
常宮からだと7:20、
浦底からだと7:55なので、
早くのれる常宮から浦底へ
バス移動する事にしました。
下山してからバスに乗って、
駐車場に戻る方法もありますが、
先にバスに乗った方が
時間を気にしなくて済みます。
歩いて駐車場に戻る方や、
下山地点に自転車を置いて、
自転車で駐車場に戻る人もいます。
バスに乗って10分ちょっと。
浦底到着!
浦底登山口へ向かいます。
こちら海抜15m程度なので、
蠑螺ヶ岳・西方ヶ岳までは
ほぼ標高分登らなければなりません。
浦底のバス停から、
歩いて5,6分で着きます。
途中左に曲がって…
浦底登山口到着!
途中看板が倒れていました。
敦賀の山は熊が多いので、
熊鈴も準備しています。
まだ7時前なのにこの気温です。
この日は5月には珍しく、
真夏日くらいの気温になる事が
予想されるので、
暑さによる熱中症は心配していますが、
気を付けて登って行きます。
水分補給をして、
準備を整えて登山開始です。
浦底登山口~蠑螺ヶ岳
また歩き始めですが、
すでに暑いですね。
少し歩くと看板が。
蠑螺ヶ岳まで3キロ。
頑張って登って行きます。
この辺りから、
メマトイなどと呼ばれる
人の涙によってくる虫が湧いており、
面倒でした。
虫よけスプレーを
持ってくるのを忘れたので、
ずっと目を攻撃され続けました笑
低山の新緑はやはり良いですね。
木漏れ日が気持ちが良いです。
鉄塔発見!
やはり鉄塔は
下から写真を撮りたくなりますね!
ちなみに電線に注意って
書いてあります。
色々な所からアプローチできるのか、
変な分岐があって、
道がわかりにくいです。
登山口からすぐは
道が多少荒れているのと、
急登が続きます。
歩きやすい道ではありますが、
登るときは一気に登るので、
息が上がってしまいます。
そんな時に救いの手が!
水場近くにあるみたいです。
日が出てきて、
この辺りでもう汗だくです。
長命水(水場)の案内が!
登山道を外れ、
水場まで降りていきます。
えっと…
水をくむのが大変でした笑
水は冷たくて美味しかったです。
どんどん登り進めます。
尾根歩きに変わり、
道が開けてきました。
大きな岩が多いです。
一枚岩展望所到着!
ここはあの有名な
北陸のハワイと呼ばれる水島を
見渡すことができ、
澄んだブルーの景色が一望できる
スポットです。
この澄んだ青色の事を巷では
- ハワイアンブルー
- コバルトブルー
- エメラルドブルー
- エメラルドグリーン
等々
表現している色がみんなバラバラで
これの事を何色と言って良いか
わからないため、
私はとりあえず澄んだブルーと
言う事にします。
前置きはさておき、
さっそく北陸のハワイを
拝んでやろうじゃないですか!
ふ・ざ・け・る・な!
ガスって真っ白じゃないか!
よく見ると水島辺りは
確かに色が綺麗に見えますが、
ガスってよくわかりません。
さすが霧の町敦賀です。
霧が濃くて、
特徴的な澄んだブルーの景色は
見る事ができませんでした。
すぐ近くに
ベニドウダンツツジが!
初夏の時期はこの山では
ベニドウダンツツジが
見ごろになります。
まぁこれを見られただけでも
良しとしましょう。
そこから10分ちょっと進むと…
蠑螺ヶ岳到着!
看板もう名前が消えかかってますね笑
頂上はこんな感じです。
水分をしっかりとって、
次へ進みます。
蠑螺ヶ岳~西方ヶ岳
蠑螺ヶ岳までは
一気に600mほど登りますが、
蠑螺ヶ岳まできてしまえば、
緩やかな登りが続きます。
カモシカ台分岐到着!
カモシカ台見に行きます。
カモシカ台までの途中も
ベニドウダンツツジが!
綺麗な赤で癒されます。
カモシカ台到着!
大きな岩があります。
登りにくいですが、
頑張って登ってみました。
登ったは良いものの、
かなりの高所恐怖症なので、
ビビりながら写真を撮り、
すぐに降りました笑
これが尼ケ池ですね。
まあ水がないので、
枯山水って事でしょうか笑
一応ここは時期になれば
ミズバショウが見られます。
もうちょっと早く来れば、
見られたのでしょうか。
カモシカ台に戻ってきました。
西方ヶ岳に向かって、
進んでいきます。
開けており、
景色を見渡せる所が増えてきましたが、
ガスってて景色がボンヤリしてますね。
実はこの辺り笹薮から、
大きな物音がしたんですが、
熊鈴の音を聞くと、
音がどんどん遠くなっていきました。
まさか熊じゃないですよね…?
サクサク進んでいきます。
新緑が綺麗で、
自然を満喫できますが、
肝心の景色はガスっており、
特に写真を撮る所がありませんでした。
避難小屋が見えました。
すぐ隣には…
西方ヶ岳到着です!
西方ヶ岳頂上にて
西方ヶ岳はこんな感じです。
まずは避難小屋の中を
見てみます。
改めて見ると、
この避難小屋可愛いですね。
結構綺麗ですね。
西方ヶ岳頂上の看板横から、
展望スポットもあります。
早速岩の上へ!
少しはガスも
晴れてきている気がするが…
自撮り難しいです。
岩の上では高くてビビってます笑
かなり気温が高くなっており、
汗の量も多かったので、
ポテチで塩分補給します。
西方ヶ岳~常宮神社
さて下山開始です。
紅葉よりも緑の方が好きなので、
新緑の時期に山を歩くのは
気持ちが良いです。
オウム岩到着!
岩に登ってみます。
景色はまぁ…。
少し下ると銀命水という
水場がありました。
水を汲めるスペースが少ない…。
喉は乾いていたので、飲みました。
冷たくて美味しい!
ほぼ下りなので、
サクサク降りて行っていますが、
気温がかなり上がっており、
とにかく早く下山したくて、
仕方がありませんでした。
鉄塔発見!
下からとりますぜ…へっへっへ。
エネルギー切れかけだったので、
ドーナツを食べながら、
小休止です。
奥の院展望所到着!
今度の景色はどうだ…
ガスが多少晴れてきました。
敦賀湾もなんとか見えます。
下りも終盤階段が出てきました。
この階段が私にとって、
歩幅がちょうど良く、
流れるようにサクサク進めました。
かなり下界の音が聞こえてきました。
熊注意…
と思ったら火の用心…
ややこしい看板ですね笑
下山!
このまままっすぐ歩いて行き…
神社の手前まで戻ってきました。
駐車場側の国道に出ました!
気温はほぼ30度…。
汗だくなのですぐにお風呂へ!
立石岬灯台
蠑螺ヶ岳・西方ヶ岳の近くには
立石岬灯台があります。
立石岬灯台は敦賀湾の入り口にあり、
明治14年に建設され、
日本海沿岸では2番目に建てられた
歴史のある灯台です。
白い石造りの灯台で、
石造り灯台としては初めて設計、施工を
日本人だけで建設した灯台です。
西方ヶ岳に登った後に
ここに立ち寄る方も多く、
私も西方ヶ岳の後に
に行こうと思いましたが、
泊まる予定の宿の近くのため、
前日に立ち寄りました。
お風呂は越の湯敦賀店
下山後のお風呂は
越のゆ敦賀店へ!
早朝から深夜までやっている
敦賀の中心にある銭湯です。
普通のスーパー銭湯ですが、
炭酸泉があり、
登山の筋肉疲労を癒してくれます。
かなり汗だくだったので、
さっぱりしました。
観光
敦賀市内を観光していたので、
蛇足ですが紹介します。
観光しに来たというより、
敦賀はゆっくり
観光したいと思っているので、
登山の帰りに
目星をつけるためにいくつかまわってきました。
金ヶ埼宮・金ヶ崎城跡
金崎宮は金ヶ崎城址のふもとにあり、
金崎宮には足利氏と新田義貞の戦いで
城の陥落とともに捕縛された恒良親王と、
新田義顕とともに自害した
尊良親王が祀られています。
桜の名所としても知られ、
桜の開花時期には
約400本のソメイヨシノが咲きます。
明治には花見に来た男女が
「花換えましょう」と声をかけ、
桜の小枝を交換して思いを伝える
「花換えまつり」が行われていた事から、
「恋の宮」とも呼ばれ、
恋愛成就で訪れる方も多いです。
金ヶ崎城は金ケ崎崩れとも呼ばれる
織田信長の撤退戦である
金ヶ崎の戦いの舞台となった
城として知られています。
織田信長が越前朝倉攻めの際に
同盟を結んでいた浅井長政に裏切られ、
朝倉、浅井両氏から挟み撃ちに会うが、
この窮地を豊臣秀吉が
殿(しんがり)を務め、
難関を乗り越えた事から、
難関突破のご利益があるとも
言われています。
金ヶ崎城跡まで
見に行こうかと思いましたが、
時間があるときに
天筒山と合わせてハイキングに来た方が
面白そうだったので、
今回は止めました。
理由はほぼ後付けで、
実際はこの日気温がほぼ30度だったので、
正直暑くて行く気が無くなりました笑
敦賀赤レンガ倉庫
敦賀赤レンガ倉庫は
明治38年に旧紐育スタンダード石油会社、
現在のエクソンモービルが
石油の貯蔵庫として建設し、
昭和15年に撤退。
戦時中は軍の倉庫として使われ、
戦後は昆布の貯蔵庫として使われました。
平成21年に国の登録有形文化財に指定、
平成27年にリニューアルオープン。
明治後期から昭和初期の
敦賀の街並みを再現した
鉄道と港の「ジオラマ館」と、
赤レンガ空間で、地元の食材を楽しめる
「レストラン館」として生まれました。
ジオラマ館寄ろうかと思ったのですが、
来たのが水曜日だったので、
休館日だったんですよね…。
レストランやカフェは
やってるみたいですが、
またの機会に来ようと思います。
人道の港 敦賀ムゼウム
敦賀ムゼウムは
敦賀港の歴史をまとめた資料館です。
敦賀港は
1920年代にポーランド孤児、
1940年代に杉原千畝の命のビザを持った
ユダヤ難民が上陸した日本で唯一の港で、
この場所は人道の港としての歴史を
学べる場所となっています。
令和2年にリニューアルし、
昭和初期まで実際の建物を復元し、
当時の雰囲気を
感じられるようになっています。
同じく水曜日休みだったんですよね…
急に来たので、
そこまで調べてなかったです。
敦賀湾を見渡せる
金ヶ崎緑地では
観光地の側にあるため、
少し休憩するのにおすすめです。
日本さかな海
日本さかな街は
敦賀港やその周辺で取れた海産物が
漁港直送で買える
中は60~70ほどのお店が並びます。
敦賀港直送の魚介類がずらりと
並んでいます。
水産加工や敦賀周辺の特産品、
土産物屋まであります。
豊富な種類の海鮮丼や、
回転寿司屋さんまであり、
このお寿司屋さんの職人さんが
土曜日にはマグロの解体ショーをする
イベントもやっています。
私は仕事で
何度も立ち寄った事があるので、
海鮮丼は何度か食べました。
今回は食べませんでしたが、
海鮮丼の種類も豊富で、
美味しいのでまた来たくなります。
岩籠山近くのビジネスホテルで1泊
ホテルアルファーワン敦賀こちらに泊まりました。
ここに泊まった理由は
単純に次の日に行く
岩籠山の登山口に近いのと、
部屋にマッサージチェアが
あるんですよ。
これが面白かったので、
ここに泊まる事にしました笑
登山後の疲労回復のため、
もうなんども使いました笑
電気ポットもあるので、
お湯も沸かせます。
大浴場もついています。
コンビニも徒歩1分で、
周辺は国道沿いのため、
飲食店もたくさんあります。
次の日の登山の記事はこちらです。
3日目:岩籠山