シナノフォールダーTWISTの折り畳み式トレッキングポールは使い勝手が良い!【登山ストック】

折り畳み式のトレッキングポールは
サイズ幅も少なく、
折り畳み式以外と比べて、
強度も弱いので、
手を出しにくかったのですが、
シナノのフォールダーTWISTは
折り畳み式のトレッキングポールで、
強度も使い勝手も良く、
メーカーも国産で安心して使えたため、
紹介します。


フォールダーTWIST

シナノフォールダーTWISTは
折り畳み式のトレッキングポールで、
折り畳み式の中では強度も高く、
使い勝手がとても良いです。
シナノは長野県が本社の
大正8年から続く、
スキーポールから始まった
杖関係をメインに扱う国産メーカーで、
安心して使用できます。
幅広いサイズで身長に合わせやすい

TWIST125 | TWIST115 | TWIST110 | |
サイズ | 110-125cm | 100-115cm | 95-110cm |
折畳み時サイズ | 37cm | 36㎝ | 36㎝ |
身長目安 | 約155-181cm | 約141㎝-167㎝ | 約133㎝-160㎝ |
重量 | 約230g | 約228g/本 | 約214g/本 |
耐荷重 | 43.1kgf | 49.6kgf | 55.9kgf |
シナノのフォールダーは
3タイプのサイズが用意されており、
身長に合わせて選ぶ事ができます。
トレッキングポールの長さの目安は
「身長×0.63cm」で計算できますが、
足の長さは人によって違うので、
平地で杖を突いた時に
肘が直角になる長さで測定します。
また、登りや下りで、
トレッキングポールの長さを
調整して使うため、
そこから+5~10cmくらいの長さは
必要になります。
私は176cmで
フォールダーTWISTを使う場合は
長さ114cm~115cmで
ちょうど肘が直角くらいなので、
+10cm余裕がある
フォールダーTWIST125を使っています。
トレッキングポールの選び方|適正な長さとは?折りたたみのデメリットなど│ハイカーズ大学
軽量コンパクトで使わない時はしまっておける

折り畳み式のトレッキングポールなので、
使わない時は
折り畳んでしまっておけます。
フォールダーTWISTは
ストラップ部分まで軽量化し、
軽量化できるところは
軽く作られているため、
本体自体も約230gと軽く、
使わない時も邪魔になりません。

折り畳み時のサイズも37cmなので、
外付けでなく、
ザックの中にも入れる事ができます。
公共交通機関で移動する場合は
ザックの中に入れられるサイズだと、
非常に便利です。

私はトレッキングポールを
使わない事も多いです。
使うときに取り出しやすく、
使わない場合はコンパクトにできるので、
岩場などの使わない時に
たたんでしまっておけるのは楽です。
握りやすいグリップ

グリップ部分が長いので、
長めに持ちたい時、
短めに持ちたい時と、
登山中に長さの調節もしやすいです。

手汗をかいていても、
グリップは滑りにくいです。
ストラップも軽量に作られており、
柔らかい素材のため、
食い込んで痛くなる事がありません。

グリップを握る時は
ストラップに手を下から通し、

ストラップを内側にして、

グリップを握ります。
先ゴム(ゴムキャップ)は外れにくい

先ゴム(ゴムキャップ)は
木道や植生の影響など、
登山道によっては、
登山道を傷つけないために必要です。
また、公共機関で、
外側にストックを付ける場合は
他の人に当たってケガさせないように
付けておく事は必要です。
ストックに先ゴムを付ける場面は多いので、
無いと困る事が多いですが、
一番困るのが無くしてしまった場合です。
しかし、
フォールダーの先ゴムは外れにくいです。

先ゴムについているストッパーが
かなり強力で、
ストッパーをしっかりはめていれば、
まず落とす事はありません。

ストックから、
先ゴムのストッパーを外す時も
少し固いので注意が必要です。

ただし、スノーバスケット装着時は
先ゴムを装着してはいけません。
友人は知らずに付けていって、
途中で無くしていました笑
折り畳み式なので、手入れ(メンテナンス)が楽

ストックの保管時は
そのままにしていると、
結合部分などがサビてしまいます。

これは昔使っていた
ブラックダイヤモンドのストックですが、

使った後はこのように分解して、
手入れをしてあげる必要があります。

折り畳み式であるフォールダーは
折りたたんだ後、

グリップの下のレバーを外し、

グリップだけ外して、

グリップやシャフト部分を
拭いてあげれば手入れは完了です。
ちょっとした事ですが、
全部分解する必要がほぼ無いので、
手入れが非常に楽です。
デメリット

デメリットを上げるとすれば、
値段が高い事です。
折り畳み式で、強度が高く、
軽量で使い勝手も良いので、
値段が張るのは
仕方がないかもしれません。
使う頻度も少なく、
安いトレッキングポールで良い場合は
手に余るかもしれませんが、
中途半端に1万円以上の
トレッキングポールを買うくらいなら、
シナノのフォールダーTWISTを
おすすめします。
フォールダーTWIST備品

フォールダーTWISTは
スノーバスケットが別売りになっています。
雪山に行く場合はスノーバケットを
購入する必要があります。
無くす事はほぼありませんが、
先ゴム(ゴムキャップ)も
別売りされているので、
紹介しておきます。
スノーバスケット(別売り)

フォールダーTWISTの
スノーバスケットは別売りになります。

スノーバスケットへの交換は
バスケットを回して外すのですが、
バスケットが結構固いです。

素手だと、
固くて回らない事が良くあるので、
グローブをして回すと外しやすいです。

バスケットを外したら、

スノーバスケットを取り付けます。

こちらも付けるのに多少コツがいります。
押し込みながら回すと、
スノーバスケットがつけやすいです。

先ほども言いましたが、
スノーバスケット装着時は
登山中の先ゴムを付けないでください。
高確率で無くします。

先ゴム

フォールダーの先ゴムは
外れにくくなっているため、
登山中に無くす事はほぼありませんが、
私は手入れの時にどこかに置いて、
見つからなくなりました笑

無くした場合は先ゴム単品で、
売っています。


