最近動けてなかったの、
なまった身体を動かすために
軽く登ってきました。
今回は石川県加賀市
日本百名山の深田久弥のゆかりの地を
散策してきました。
寺尾観音山228m
大聖寺城址(錦城山)65m
- 石川県加賀市
- ちょっとしたパワースポット観音像がある寺尾観音山
- 加賀の戦国時代の歴史を学べる大聖寺城址(錦城山)
- 深田久弥の故郷、ゆかりの地を散策
寺尾観音山
駐車場 | 8:26 |
寺尾観音(観音堂) | 8:49 |
寺尾観音山 | 8:53 |
寺尾観音(観音堂) | 8:58 |
駐車場 | 9:30 |
観音堂前のベンチで15分ほど休憩。
大聖寺城址(錦城山)
駐車場 | 9:52 |
大聖寺城本丸跡(錦城山) | 10:00 |
駐車場 | 10:33 |
寺尾観音山
寺尾観音山は石川県加賀市
717年に武蔵の箕輪から来た
修験僧によって開かれた山で、
寺尾観音山頂上手前に置かれている
十一面観音がこの曽宇町の守護仏として、
信仰されていました。
多くの観音像が並び、
頂上付近はカエデやアカマツの
高い木々が生えており、
少し薄暗く、雰囲気があって、
パワースポット感もあります。
ちなみに三十日秘仏で、
18日は観世音菩薩の縁日と
割り当てられているので、
18日は縁日という事で、
登りに来る方が多いそうです。
石川県内には
4つの観音山があります。
他の観音山登山もおすすめです。
駐車場
住宅地の狭い道を約500m進むと、
広い駐車場があります。
駐車場は20台ちょっと停められます。
JR大聖寺駅が最寄り駅ですが、
大聖寺駅からは交通機関が無く、
徒歩で登山口まで1時間ほどかかります。
登山口は駐車場すぐそばにあります。
準備を整えて登山開始です。
駐車場~寺尾観音山
見た目よりも勾配があります。
登り始めは少し急なので、
ゆっくり登り始めましょう。
登り始めは足元が岩が多く、
苔が生えているからか、
滑りやすくなっています。
この先800mの看板からは
100mごとに看板が立てられています。
とても親切ですね。
何か所もベンチ付きの
休憩ポイントがあります。
休憩する場所には困りません。
看板が見えてからは
なだらかな登りを進んでいきます。
観音堂まで残り100m地点。
ここを登れば見えてきます。
遠くに観音堂が見えてきました。
観音堂手前は女子トイレ。
寺尾観音(観音堂)到着です。
周辺見て回ってから、
寺尾観音山頂上へ向かいます。
寺尾観音(観音堂)と寺尾観音山
このほこらは何だろう。
やたら雰囲気あるんですよね…
観音堂までの道は
カエデやアカマツなどの
高い木に囲まれているので薄暗く、
パワースポット感のある
雰囲気のある場所のように感じます。
男性用トイレもあります。
開山した箕輪の修験僧の像が
置かれています。
隣には三十三の観音像が置かれています。
像にはそれぞれお寺の名前が
刻まれています。
ここに着いた途端、
風が強く吹き始め、
この場所自体も木陰のせいで少し薄暗く、
パワースポット感が出ていました。
正面両側に狛犬が置かれ、
奥には観音堂があります。
地元の人が定期的に訪れているからか、
綺麗にされています。
観音堂の右側から、
進んでいくと頂上へ続く道があります。
観音堂から頂上まではすぐです。
若干ですが、
紅葉しているところもありました。
開けた場所に出ました。
ここが…
寺尾観音山頂上到着です!
三角点もあります。
何かあるわけでも無いので、
すぐに引き返しました。
来た道を下る
寺尾観音山を後にし、
観音堂前まで戻ります。
何も食べずに来たので、
観音堂前のベンチで
休憩をとりつつ腹ごしらえです。
ザックの中にカロリーメイトと、
ゼリー飲料しかありませんでした笑
休憩を終えたらサクサク下山します。
小走りで降りていたら…
間違えて右の広い道に
降りてしまいました。
左の狭い道が正解ですね。
降りてる途中に
「見た事無い道で、看板が無い」
と気づきすぐに戻りました笑
看板発見!
正規ルートに復帰しました。
登山口付近の所は滑りやすいので、
ゆっくり下りましょう。
見えてきました。
駐車場(登山口)到着!
1時間程度でしたが、
なまった身体には良い運動でした。
錦城山(大聖寺城址)
なだらかな平野に
江戸時代初期まで
城が存在していた場所で、
石川県内では
唯一の安土桃山時代の城です。
加賀の一向一揆では
重要な軍事拠点となってから、
1615年の一国一城令が出され、
廃城となるまでの歴史を
この遊歩道を歩く事で、
学んでいく事ができます。
御止山として
入山が長い間禁止されており、
城址跡としては
かなり綺麗に残されています。
現在は城址公園として、
城址跡を散策できるように
遊歩道が整備されています。
公園なので、
アスレチックなどの
遊具も置かれています。
日本百名山の深田久弥ゆかりの地として、
『日本百名山』が発刊されてから
50周年を記念した記念碑も
設置されています。
駐車場
駐車場は10台ちょっと停められそうです。
私以外に3組見かけました。
駐車場横には忠魂碑があり、
西南の役から太平洋戦争に至るまでの間、
日本のために戦った加賀市内の戦没者の
冥福を祈るために
建てられたものだそうです。
忠魂碑の前を通り、
さらに向こうへ進み、
公園を出た所の幼稚園の向かい側に
トイレがあります。
駐車場から少し歩きますが、
清潔で綺麗にされているトイレが
あります。
加賀は熊が多いので、
気をつけましょう…。
準備を整え、いざ出発です。
駐車場~錦城山頂上
登山口すぐの所に
パンフレットと案内図が
置いてあります。
パンフレットが見やすくて、
良くまとまっています。
縄張り図だそうです。
戦国城が好きな人には
たまらないんでしょうね。
途中、ほらあながあります。
加賀藩の支藩だった大聖寺藩が
明治政府から越後戦争で使用する
弾薬を供出するよう命じられました。
その資金を捻出するために
贋金を作って支払い、
後にこの事実がバレて
責任者の市橋波江は切腹しました。
この事件はパトロン事件と
呼ばれています。
これは
その贋金を作っていたとされる
ほらあなだそうです。
進むとすぐに看板が出てきます。
こちらから進むと
順番は逆回りなのですが、
先に深田久弥の記念碑を
見に行く事にしました。
進むと開けた場所に出ます。
これが深田久弥の
『日本百名山』発刊50周年記念碑です。
深田久弥ゆかりの地として、
『日本百名山』50周年を記念して
建てられました。
記念碑の向こう側の景色です。
うっすら白山が見えました。
若干残る紅葉。
公園となっているので、
アスレチックも多く設置されています。
ただ年季は入ってますね笑
進んでいくと、立て看板があります。
①から⑰まで番号が振られているのは
当時の跡地だった場所として、
説明が書かれています。
天気も良いし、
ちょうど良い運動になる遊歩道でした。
大聖寺城本丸跡です。
この辺りが錦城山頂上とされている
場所ですね。
大聖寺城(錦城山)について
書かれています。
南北朝以降に建てられ、
加賀の一向一揆では
重要な軍事拠点となってから、
1615年の一国一城令が出され、
廃城となるまでの
説明が書かれています。
深田久弥の文化館
深田久弥のゆかりの地を回り、
ここも寄ってきました。
深田久弥 山の文化館です。
深田久弥と山や自然の資料が
展示されています。
山と自然に関する資料を集めた
資料文献室もあります。
かなりの数の資料があり、
山と渓谷や岳人などの
登山好きなら知っている雑誌の
バックナンバーが全て揃っています。
もちろん深田久弥の出版したものも
揃っています。
それに関連した資料も
多く置かれています。
日本百名山の山の写真も
飾られています。
俳人としても知られる深田久弥が
俳句活動を広めるため育てた俳人が
作り、活動した俳句会は
今も深田久弥の俳句精神を受け継ぎ、
活動が続けられています。
2階の談話室に上がってみると、
地元の子供たちに
登山道具の講習会を開いてたとの事で、
たまたま登山道具が
たくさん並べられていました。
昔の登山道具も見られます。
深田久弥山の文化館から
深田久弥ゆかりの地を巡るコースも
おすすめです。
深田久弥の生家から、
墓所、歌碑、寺社などの
ゆかりの地を散策できます。
温泉は山代温泉総湯へ
すぐにお風呂に入りたいなら、
一番近くにあるのは
いきいきランドかがです。
こちらはフィットネスジムも併設の
入浴施設です。
とにかくすぐに汗を流したいなら、
こちらがおすすめです。
ですがここはせっかくなので、
山代温泉の総湯と古総湯に
行ってきました。
駐車場は離れた所にあります。
駐車場から山代温泉の総湯と古総湯までは
徒歩4,5分程度あります。
こちらは山代温泉の古総湯です。
明治時代の総湯を復元し、
浴室の床や壁の九谷焼のタイルなどが
当時のまま復元されています。
古総湯は温泉に浸かるだけで、
身体を洗ったりはできません。
脱衣所も浴場内にあります。
山代温泉総湯です。
こちらでは
総湯と古総湯は両方入りたい場合は
セットで券を買えば、
セット割でお得に入れます。
総湯の隣のお店に入ります。
温泉卵が販売されています。
そして…
温泉卵付きソフトクリーム!
アイスはバニラか抹茶で、
真ん中に温泉卵を乗せ、
しょうゆがかかっています。
冷たいアイスと温泉卵の相性が良く、
美味しかったです。
温泉卵も買いました。
石川県内の総湯といえば、
やっぱり温泉卵ですよねぇ。