サロモンのX ULTRAはローカットでも安定性があって捻挫を予防してくれる【レビュー】【salomon】

ローカットの登山靴は
軽くて、疲れにくく、
軽い登山へ行く場合にあると便利ですが、
足首が固定されないため、
捻挫をしやすく、
ほとんど使う機会がありませんでした。
今回捻挫をしにくいと評判の
ローカットの登山靴を使ってみたので、
紹介します。
Salomon x ultra

サロモンの登山靴は
トレイルランニング向けが多く、
安定感が高く、
山を走るのに向いているものが多いです。
そんな中でも
山歩きに向いており、
サロモンの中でも
特に安定感の高い登山靴である
X ULTRA(エックスウルトラ)シリーズを
紹介します。
X ULTRAは登山中の捻挫を予防し、
濡れた岩場などでも、
滑りにくく安心して登山ができる
登山靴です。
重量もローカットは
400g以下と軽量になっています。
今使っているのは
サロモンのX ULTRA 4になります。
安定性が高く、捻挫しにくい

このX ULTRAの一番の特徴は
他の登山靴と比較しても、
圧倒的に安定感があり、
捻挫をしにくい事です。
その特徴を実現しているのは
サロモンのX ULTRAの
足を守るための様々な機能が
備わっています。
ミッドソールには
EnergyCell(エナジーセル)という
素材を使っています。
トレイルランニングの靴を
作っているメーカーだけあって、
ミッドソールが分厚くしっかりしており、
高い反発性、クッション性があります。

ADV-C Chassis
足の外側をサポート
足を横にひねるのを予防します。
土踏まずの関節をサポートして
足を外にひねる動作
ローカット登山靴は
足首が守られていないので、
足をひねって捻挫しやすいという
デメリットがあります。

私は捻挫しやすいので、
ローカットの登山靴の時は
足首サポーターを使っていました。
X ULTRAは
ハイカットの登山靴よりは
足首の安定性は低いですが、
ローカット登山靴の中では
圧倒的に安定感が高く、
かなり足をひねりにくく、
安心して登山で使う事が出来ます。
X ULTRAは足をひねりにくく、
片足にサポーターを付けて
歩いてみましたが、
サポーターがなくても、
足をひねってしまう心配が
かなり少なくなりました。
よりしっかり足首を固定したい場合は
X ULTRAのミッドカットの登山靴が
おすすめです。

ソールには
Contagrip MAというソールが
使われています。
X ULTRA 4から改良されており、
雨で濡れていてもグリップするので、
濡れた岩場などでも
以前よりも滑りにくくなりました。

溝が深く、ハの字の形が
どの方向からの力に対しても、
しっかりグリップしてくれます。
縦走用の登山靴などと比べてしまうと、
滑る事はありますが、
ローカットの登山靴の中では
かなりグリップ力は高いと感じました。

インソールは定番のOrthoLite
OrthoLiteは
通気性が良くて軽いインソールで、
運動系の靴のインソールに
良く使われています。
へたりにくく、
洗濯機でも洗う事ができます。

登山靴はインソールが微妙なものが多く、
別途買う必要がある事も多いですが、
サロモンのインソールは
そのまま使えると感じました。
紐が結びやすく、足にフィットする

もう1つの大きな特徴は
サロモンの登山靴では定番の
靴ひもを引っ張るだけで
簡単に紐を結ぶ事ができ、
しっかり足を固定してくれます。

Qyucklaceシステム
(クイックレーステクノロジー)
靴ひもを結ぶ必要が無く、
靴ひもを引っ張るだけで、
固定できます。

靴をはいたら、
靴ひもを引っ張って調整します。
靴ひもを引っ張るだけで、
足首からつま先まで、
しっかり固定されます。
靴ひもを調節したら、
靴ひもを固定するロックパーツを引いて、
固定します。

靴ひもを調節したら、
じゃまにならないよう
くるくる巻いて、

靴の上部、シュータンの所に
ポケットが付いています。
そこに巻いた靴ひもを収納できます。

靴ひもをポケットにしまえば、
登山中に紐が邪魔になる事がありませんし、
ひもを結ぶのが簡単なので、
登山中に靴ひもを調節したい時も
簡単に調節する事ができます。

Sensi Fit(センシフィット)
紐を引っ張るだけで、
どんな足にもフィットします。
この三角形の部分の中に
紐が通っているので、
紐を引っ張ると、
足を包み込むようにフィットします。

Active Support
帯状になっているこの部分は
紐を引っ張るだけで、
足をしっかり固定し、
靴の中で足を正しい位置に
調整してくれます。
足首付近を包み込むように
固定してくれるので、
かなり安定感がでます。

X ULTRA 3以降から
ワイドフィットタイプが登場しました。
ワイドフィットタイプは
特徴は幅広で甲高な日本人の足型に
合わせて作られています。
私は左右の足のサイズが違う私でも
ワイドタイプは両足とも
足にフィットしたサイズではけています。
足がしっかり固定され、
捻挫の心配が少なく、
足にしっかりフィットする
X ULTRAの登山靴は
ローカットでも捻挫をしにくく、
安心して登山で使う事ができました。
ローカットは砂や小石が入りやすい

ローカットの登山靴は
ハイカットの登山靴に比べ、
足に砂や小石が入ってきやすいです。

そんな時は
サロモンのゲイター(スパッツ)が
おすすめです。

トレランやっている人が
使っているのを良く見ますが、
サロモンのゲイターは
見栄えもすっきりしていますし、
薄手なので、足首に着けた時に
違和感を感じにくいです。
靴の中に異物が入ってくるのを、
しっかりブロックしてくれるので、
おすすめです。