【登山】低山なのに森林限界!?霊仙山登ってきました!カルスト地形が絶景!【滋賀県米原市】【花の百名山】ぬまこ青年漂流記
登山・アウトドア
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【登山】低山なのに森林限界!?霊仙山登ってきました!カルスト地形が絶景!【滋賀県米原市】【花の百名山】

ぬまこ学園
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約1年ぶりの登山へ行ってまいりました。

今回は霊仙山へ登ってまいりました。

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霊仙山

霊仙山は滋賀県の
多賀町と米原市にまたがる
鈴鹿山脈の最北にある山です。

山中に咲く花も多いようで
花の百名山にも選ばれています。

後ほど写真があるので
見て頂くとわかりますが、
カルスト地形と呼ばれる
石灰岩が多く、
山から岩が生えたような
なかなか見られない光景も
見られます。

草木も少なく
低山なのに森林限界のような
風景も特徴です。

山頂からは
琵琶湖が見えるそうですが、
かなりモヤっていて
良く見えませんでした笑

霊仙山行程

醒ヶ井養鱒場~榑ヶ畑登山口~お虎の池~
避難小屋~霊仙山~最高点~西南尾根~
笹峠~今畑登山口~落合~
汗フキ峠~榑ヶ畑登山口~
醒ヶ井養鱒場

一般的に良く使われる
ヶ畑ルートから登り、
ぐるっと回って、
今畑登山口に降りてきて、
汗フキ峠からヶ畑登山口へ
戻ってくるような行程です。

金沢から滋賀県へ移動

朝6時出発で車で
醒ヶ井(さめがい)養鱒場へ
向かいます。

前日仕事を
10時半くらいまでやってたので
眠たかったですね笑

醒ヶ井養鱒場~榑ケ畑登山口

今回登山のスタートは
榑ヶ畑(くれがはた)ルート

榑ヶ畑登山口付近に
駐車できると思いきや、
落石の危険があるため、
駐車禁止となっていました。
ちなみに

  • 上丹生登山口
  • 河内登山口

も土砂崩れ等の影響で
通行できないようです。
(令和2年8月8日現在)

仕方なくふもとまで引き返し、
醒ヶ井養鱒場に駐車場があるので、
そちらに車を停めて、
林道を歩いて行きました。

醒ヶ井養鱒場(9:12出発)

最初は林道を歩いていくのも
気持ちの良いと感じていたのですが、

やはりコンクリートの上を
歩いていくのはキツイですね笑

ここが榑ヶ畑登山口の入口です。
(9:57着)

右側にも道はあるのですが、
こちらは落合へ続いています。
帰りはそこから戻ってきました。

林道を4,50分ほど歩いて
ようやく登山口へ
少し休憩とエネルギー補給してから
出発しました。

登山口~山小屋かなや

登山口から歩き始めてすぐに…

登山口休憩所です。
そばに登山届を出すポストも
あります。

榑ヶ畑集落の廃村があります。

山小屋かなや(10:13着)

山小屋かなやは元々山小屋として
運営されていたようですが、
現在ではやっているのか
わからないですね。

グーグルマップ上は
閉鎖になってます。

ここから傾斜がきつくなっていき、
登山のスタートです。

といっても高度は緩やかに
上がっていくので、
そこまで厳しくはありません。

汗フキ峠~ 低山なのにまるで森林限界!?

汗フキ峠が二合目なのですが、
ここから何合目か
標識が立っているので
わかりやすいです。

汗フキ峠(10:21着)

汗フキ峠と言うからでしょうか、
この辺から汗だくで
顔から出る汗が止まる気が
しませんでした笑

3合目(10:38着)

4合目は撮り忘れてますね笑

5合目見晴台(11:11着)
曇ってて見晴しは…

6合目(11:23着)

湿度が高く、
景色もなんだかモヤっとしてます…

ん?徐々に風景が
変わってきてますね…

7合目お猿岩(11:35着)
お猿岩撮り忘れてますが、
おそらくこの標識の
左の方にあります。

6合目を越えたあたりから
草木が少なく、
石灰岩が土から生えているように
点在しています。

これは石灰岩などの水に溶けやすい
岩石で出来た土地が
雨水等で浸食されてできた
カルスト地形になっています。

低山なのに草木が無く
森林限界と見間違うほどの景色。

岩場は絶景で
見たことないような
景色が広がっています。

お虎が池(8合目お池)・霊山神社

8合目にはお虎が池
(11:46着)
目の前には霊山神社の鳥居が
お虎が池が御神体なのだと思います。

この池には伝説があり
伊吹山に住む夫の伊吹三郎が
1年に1度
妻のお虎のもとを訪ねてくるので
お虎は夫のためにこの池で米を研ぎ
その研ぎ汁が溜まって漆ヶ滝になり、
水が白濁したといいます。

池も琵琶湖の形に似てると
言われているみたいですが、
良くわかりませんでした笑

避難小屋

避難小屋(12:18着)

他のメンバーには
先に頂上へ向かってもらって
ひとっ走りして
避難小屋を見てくることに
しました。

災害の影響で
壁が壊れていたみたいですが、
中はかなり綺麗です。

道の無い所を
歩いてしまったためか
経塚山を見逃してしまっています笑

霊仙山山頂へ

ついに頂上へ!(12:43着)

霊仙山山頂は
標高1084mです。

お昼は高速移動の途中
南条PAで焼き鯖寿司を買ったので
それを食べました。

霊仙山の最高点も
すぐそばにあります。

最高点は標高1094m
(なぜか標識は
1098mになっています。)

西南尾根

西南尾根へと
向かっていきますが
相変わらず
見たことのない景色が広がります。

石の生え方凄いですね!

尾根を歩いていきます。

山と高原地図にも
書かれていましたが、
踏み跡がかなりわかりにくく
道がどこかわからなくなります。

写真だとわかりにくいと
思いますが、

この写真の岩は何度も踏まれ
色が剥げてきており
黄色っぽくなっています。

踏まれてないところは
綺麗な岩の色をしています。

なんとかこれで判断するしか
なかったのですが、
踏み跡がわからず
道を何度も外れてしまいました。

印が出てくるのは
後半の方だけでした。

道を探したり、
西南尾根はずっと岩場なので、
結構体力を持っていかれます。

近江展望台(14:15着)
見晴しは良かったですが、
やはり景色がモヤっとしています。

尾根を抜けるまであと少し!

笹峠

西南尾根を抜けると…

笹峠(15:01着)
に到着。

この辺から体力が
限界に近づいてきておりました笑

木の生え方が面白いです。

岩場ばかり見てきたせいか
山に生えている木が新鮮に
感じます。

今畑登山口~落合~汗フキ峠~榑ヶ畑登山口~醒ヶ井養鱒場

今畑登山口へ降りて
落合から再び榑ヶ畑登山口へ
車を停めている醒ヶ井養鱒場まで
向かいます。

これが地獄の始まりでした笑

笹峠を抜けていくと

宝金時(15:32着)というお寺が
ありました。

登山中に出会った人は少ないのに
ここにはかなり人がいましたね。

この下に水場があると
教えてもらったのですが、

気が付かず
通り過ぎました笑

この少し下ったところに
バケツが置いてある場所が
あったのですが、
調べたら井戸だったんですね。

通り過ぎたので
写真はありません。

どんどん下っていくと…

今畑登山口(15:39着)

ここの路肩に車を停めて
登山に行く人もいましたね。

落合まで下ると
登山ルールの看板もあります。

さあここから
車を停めている
醒ヶ井養鱒場まで一気に行きます!

考えが甘かったです笑

ここからが地獄でした。

落合から出発してすぐは
写真を撮る余裕があったのですが、
落合~汗フキ峠間は
急な登りがいくつもあり、
途中で写真を撮る余裕も
ありませんでした笑

これ以降の写真を
確認すると…

何故か榑ヶ畑登山口で
(16:47着)
ハッピーターンを食べた時の
写真でした。

落合からの汗フキ峠間は
坂がかなりキツイです。

醒ヶ井養鱒場~極楽湯彦根店

醒ヶ井養鱒場(17:47着)
夏なので
日は暮れていませんでしたが、
予定より大幅に下山に
時間がかかりました。

急いで片付けをして
風呂に入りに行きました。

醒ヶ井養鱒場から
一番近い風呂屋は
極楽湯彦根店でした。

帰る前にお好み焼きを食べて帰りました

金沢へ帰る前に何か食べようと
お好み焼きの店を見つけたので
寄ってきました。

行ったのは
わをんというお店です。

隠れ家的な店で
全然目立つところに
なかったのですが、
めちゃくちゃ美味しかったです。

金沢にあったら
間違いなく飲みに行くレベルです。

とりあえず困ったら
大体お好み焼きかラーメンに
なってしまいます笑

この後金沢に帰る事に
なりますが、

滋賀県彦根市を出たのが
22時40分で、
帰宅したのは
もう深夜2時前でした笑

霊仙山はヒル(ヤマビル)に注意【閲覧注意】

登山中は気が付かず、
銭湯で登山仲間に言われるまで
気が付かなかったのですが…

ヤマビル
血を吸われてました。

下に血が出た写真が
貼ってあるので
見たくない方は
閉じてください。

ヤマビルに吸われても
痛くはないのですが、

血は全く止まりません

脇腹あたりの血を吸われて
白のTシャツが
血まみれになったというのも
聞いたことがあります。

とりあえず
銭湯で絆創膏を貰って
対応しました。

ヤマビルは
梅雨から秋初旬くらいに
山によっては出てくるので
注意してください。

痛くはないですが、
血が止まらないので、
服が血みどろになります。

ヒル対策といえばこれですね!

食塩水やお酢も
効くらしいですが、
専用のものを使った方が
良いと思います。

次行くときは絶対持っていきます…

ヤマビルは基本的には
下から登ってきます。

上から降ってくることは
ほぼないので、
靴や靴下等の足元に
しっかりスプレーを
しておきましょう。

心配なようであれば
タオル等にスプレーして
首回りも対策しましょう。

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ぬまこ学園
ぬまこ学園です。 石川県(金沢)生まれ 石川県が大好きなをのこ。 石川県→大阪府→富山県→北海道→石川県と渡り歩く 登山の事を中心にブログを書いています。 (登山歴:H24年~) 趣味:登山、プロ野球観戦(横浜DeNA)、アニメ等
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