船山登山!巨石信仰の不思議な船山神社!【飛騨富士】【位山三山】【飛騨三霊山】【岐阜県高山市】【6月中旬】
前日は
ホテル・アルファ-ワン高山バイパスに
泊まりました。
2日目は船山へ登ってきました。
あららぎパーク駐車場 | 6:57 |
船山 | 8:15 |
船山展望所 | 8:28 |
船山 | 8:57 |
あららぎパーク駐車場 | 9:55 |
船山
船山は岐阜県高山市にある山で、
飛騨高地の中央に位置する
岐阜県高山市と下呂市にまたがる
標高1,479 mの山です。
船山は飛騨富士とも呼ばれています。
山頂にはテレビ塔や電波塔等の
無線中継基地がたくさんあります。
頂上手前までは車でも行く事ができます。
船山は位山、川上岳と合わせて、
「位山三山」、「飛騨三霊山」
とも呼ばれています。
巨石信仰の跡が残る不思議な場所
前日の位山と比べても、
船山はあまり見どころはありませんが、
こちらも竹内文書の謎がある聖地です。
位山の主は
両面宿儺と呼ばれる
身体は1つだが、顔は2つあり、
手足は4つある姿だとされています。
天の叢雲を掻き分け、
船に乗って山頂に降臨したとされ、
- 神武天皇に位を授けたので位山
- 船が着いた場所を船山
と呼ぶようになったそうです。
その着いたとされた船、
天之浮船(あめのうきふね)が
着いたので船山と呼ばれるように
なったとの事。
また、ノアの箱船が着いた場所とも
言われており、
伝説の箱船が漂着したアララト山に
名前のよく似たアララギ湖が
目の前に広がります。
その土地の名前が似ているのは
関連があるからという主張は
竹内文書の世界では多いですね。
神社内の奥右側には
模様が刻まれた「イルカ石」と呼ばれる
大きな石が置かれています。
また神社のトタンの裏手には
巨石がたくさんあり、
尖った石をうまくはめ込み、
石が積まれて置かれています。
また竹内文書では
山頂の巨石は
天忍穂耳命(あめのおほしみみ)の
御神陵(御墓)であると言われています。
前日に行った位山同様、
巨石が多く、
巨石信仰対象になっています。
この地域の村人は巨石を御神体とし、
雨乞いや五穀豊穣、
厄除けを祈念していたとの事です。
北陸も竹内文書の聖地が多く、
嘘か本当かはともかく、
ミステリー好きが集まる
スポットが多いです。
竹内文書の本はかなり出ており、
1冊読んでみると面白いです。
あららぎパーク手前(駐車場)
あららぎパーク手前側の駐車場です。
駐車場そばにはトイレがあります。
目の前に登山届があります。
この左側が登山口になります。
キャンプ場も近いので、
水道も近くにあります。
ホースまであるので、
登山後に登山靴も洗えて、
ありがたいですね。
飛騨は木材が豊富に取れる地で、
木材を扱う事に優れていた事から、
都の建築に多くの木材職人が招集され、
皇居や寺社の建築に従事していました。
この職人を「飛騨の匠」と呼び、
飛騨から都までの道を「匠街道」と
呼ばれています。
匠の夢街道とはそこから来ています。
今回は
飛騨桃源郷あららぎの道コースで、
あららぎ湖前から船山を目指します。
朝早いので、
気温はさほど高くないですが、
この日も徐々に気温が上がる予定です。
熊目撃情報もある山なので、
熊鈴は準備しておきましょう。
この駐車場に停めました。
準備を整えて登山開始です。
駐車場~船山山頂
いきなり道らしいものは見えませんが、
進めば看板があります。
船山まで2.6キロ。
船山展望所まで3.5キロ程度です。
朝早いと霧が出ており、
空がまだまだ真っ白です。
この木の橋が何度か出てきますが、
かなり滑りやすいので注意です。
分岐が出てきますが、
突き当りを左に曲がり、
巻いて進んでいきます。
500mごとに看板が出てきます。
この真ん中のマークは何かと思えば、
温泉マークが葉っぱでできているので、
森林浴って意味みたいですね笑
山頂近くまでは背の高い木が多く、
木々の間から、
多少日差しは差し込みますが、
日陰で薄暗い道が多いです。
日が当たらないのはありがたいですが、
気分が上がらないですね。
似たような道を進んでいくので、
飽きてしまいます。
甘いものでも食べながら、
気分を上げて進んでいきます。
徐々に道も荒れてきて、
歩くのは楽しくなってきます。
岩に生える苔がいい感じですね。
薄暗いと
綺麗な苔が生える利点があります。
この木の橋滑るんだって!
大きな巨石がゴロゴロしてきました。
こちらも巨石信仰が残っており、
頂上に近づくにつれ、
大きな岩が増えてきていました。
笹薮が高いですね。
曲がっている笹薮に
何度も顔をバシバシ叩かれました笑
登山道は歩きやすいですが、
倒木やいい感じに荒れており、
冒険感があって楽しいです。
道が平らになり見えてきました。
電波塔!
電波塔の横を進んでいきます。
山頂まで100mです。
電波塔がたくさんあります。
お前NHKだったのか…
これはNTTの電波塔かな?
と言ってる間に
船山山頂到着です。
ここまでは車で来ることができます。
船山山頂自体は電波塔があるだけで、
景色が見渡せるわけではありません。
すぐに次に進みます。
船山山頂~船山神社~船山展望台
山頂では特にする事はないので、
すぐに進みます。
船山神社はここから200mほど。
船山展望所は600mほどです。
登山道に電柱だらけで、
違和感ありますよねぇ…笑
まだまだあるよ電波塔!
船山神社到着!
山頂からすぐに着きます。
神社内の奥右側には
模様が刻まれた「イルカ石」と呼ばれる
大きな石が置かれています。
また神社のトタンの裏手には
巨石がたくさんあり、
尖った石をうまくはめ込み、
石が積まれて置かれています。
イルカ石は写真がピンポケして、
何が映っているかわからず、
裏手の巨石は撮り忘れてしまいました…。
興味がある方は
ぜひ覗いてみてください。
お賽銭を入れてお参りして進みます。
神社を過ぎ、進みます。
遠いですが御嶽山が見えてみます。
見えてきました。
船山展望所到着!
しっかりとした東屋があります。
さてここからの景色は…
中々いい感じです。
北アルプス展望図。
どうやらここから正面に見えるのは
乗鞍岳みたいです。
若干霧がありますが、
乗鞍岳見えていますね、
乗鞍岳をバックに撮ってもらいました。
乗鞍岳うっすらですが…笑
眺望を楽しんだ後は東屋で小休止です。
最近ハマっている
ベビースターラーメンおつまみです。
ベビースターとピーナツが入っており、
小袋で約120キロカロリーなので、
エネルギー補給にピッタリです。
来た道を下る+あららぎ湖周辺散策
一通り展望所を楽しんだら、
サクサク下山していきます。
笹薮がうっとうしい!
下りの木の橋はかなり滑ります。
何度かこけました笑
友人と2人しゃべりながら、
サクサク降りていき…
あららぎパーク手前の駐車場に
戻ってきました。
荷物を置いて、
あららぎ湖周辺を散策します。
あららぎ湖大きいですねぇ。
あららぎパークキャンプ場が見えます。
この時期でも人が全然いませんが、
夏になったらキャンプする人が
増えるんでしょうか…?
もしかしてやってない?
さらに進んでいくと…
北アルプスを一望できる
展望所がありました。
うーん…うっすら笑
橋を渡りきると、
あららぎ湖展望所到着です。
約1キロで、結構な登りです。
面倒だったので行きませんでした笑
興味のある方は是非。
さらに少し進んでみると…
小屋らしきものがありました。
まだ使えそうな燻製機と
壊れた炉がありました。
ガス電気も止まってそうだったので、
もう使われていないんでしょうね。
温泉はひだまりの湯
温泉はひだまりの湯へ行きました。
宿泊もやっています。
高山ICの近くで、
宿もそこまで高くありませんが、
日帰り入浴はそこそこ値段しますね。
友人はここで昼食を食べていました。
高山ICが近いので、
帰る前に汗を流していくのには
ちょうど良いかもしれません。